台所の神棚って・・・・
昨日
建築作品で紹介(U邸)した台所の神棚について
お話ししたいと思います。
最近のご家庭ではあまり見られなくなって台所の神棚
そもそも
台所の神様って・・・・荒神様と呼ばれています。
台所は家族の生命力となる食事を作る大切なところ
煮炊きで火を扱うところ
火は人間生活の有難い作用だけでなく浄化・災厄にもつながる扱いの難しい神の恵みです。
昔の人は荒神様の性格から家の神としてたたえ恐れてきました。
そして
台所を
神様の空間と考えました。
入り口にかかっているのれんやすだれは神様の世界を示す(しめ縄)が変化した物と言わるそうです。
なるほど
のれんの意味がようやく分かりました。
邪魔にしか感じなっかった「のれん」にこんな深い意味があったとは・・・・・・
最近はガスコンロに変わりIHが普及したせいか台所の神棚を設置しない家庭が増えました。
日本人として
設置はしなくても
知識として覚えておきたい台所の荒神様についてでした。